Customer(市場・顧客)
市場規模の大きさはランキングで判断
「低レビューは何が原因でついているのか?」
と
「なぜ顧客はお金を出しまでその商品を買うのか?どんな”不”を解決したいのか?」
の2点です。
具体的には以下の流れに沿って調べています。
- Amazonの競合商品のレビューを全て読む
- その際に購買の判断を左右する要素を探しながら読む
- 例えば、プロテインなら、「価格」「味」「溶けやすさ」が主な勾配を判断する要素になっている。
- 既存商品の不満点も見ていく
- その際に購買の判断を左右する要素を探しながら読む
- 楽天の競合商品のレビューを見る
- 全て読まないこともある。楽天の場合、年齢層と性別がみれるので、そちらを見るのが主な目的
- いつもこのシートにレビューを貼り付けて分析しています。
- youtubeで「商品名 + おすすめ」で検索する
- 動画とコメント欄を見る。ここでも、購買の判断を左右する要素を探しながら見る。
- mybestで検索する
Competitor(競合)
2番目のCはCompetitor(競合)です。これは、「競合はどれくらいいるのか?」「どんな競合がいるのか?その強さは?」を指します。
椅子取りゲームでいう、同じ椅子を狙っているライバルですね。
AmazonD2Cの場合、競合の数はあまり気にしなく良いと考えています。弱い競合がいくらいても勝てるのであまり気にしなくて良いためです。
それよりも重要なのは、「競合の強さを正確に測ること」です。
競合の強さを測る上で重要な要素は以下になります。
- レビュー
- 数
- レート
- 付着頻度
- レビュー数が多くても、付着頻度が低いと勝てることがあります。また、競合の強さを測る上で、かなりわかりやすいです。
- 付着頻度の調べ方について
- 価格
- どれくらい安売りしているのか
- Amazonでは安いものが売れます。わかりやすく売れます。
- 逆に市場全体が安売りしている場合、この価格という要素はマイナス評価となります。なぜなら、自分も安売りしなければならなくなる可能性が高く、薄利になりやすいからです。
- ※価格の調べ方(利益率の出し方)はこちらにて解説します。
- どれくらい安売りしているのか
- 画像
- 権威性入れているのか?試験や実験等はしているか?
- デザインのレベル
- コピーライティングのレベル
- 以上二つを見極めるのは、初心者にとっては難しいです。大事なのは、「事実」と「解釈」を分けることです。このデザインは配色が統一されているな、というのは事実です。なんかオシャレだな、レベル高そう、というのは解釈です。解釈を入れないようにしましょう。
- 商品改良
- 中国の商品が横流しにされているだけなのか?それともしっかり改良されているのか?
- 同梱物は付いているのか?レベルは?
- 必ず実際に競合商品を買って調査しましょう
- 外部施策
- SNSは行っているか?
- 外部広告はかけているか?
Company(自社)
3番目のCはCompany(自社)です。これは、「自社のレベルはどれくらいか?」「自社の強みはどこか?」を指します。
椅子取りゲームでいう、椅子を狙っている自分自身のことですね。
これを客観的に把握するのは非常に大切です。
自社の強さを測る要素は競合の要素と似ています。
以下が基本的な要素です。これらは自分のレベルが上がるにつれ、チェックする項目は増えてきます。
初めてAmazonD2Cに取り組む場合、こちらは全くわからなくて当然ですので、心配要りません。
- ライバルよりレビューで優位性を取ることはできるか?
- 仕入れや発送を工夫して価格面で強みを活かせないか?
- 商品開発力はどれくらいあるか?
- デザインのレベルはどれくらいか?
- コピーライティングのレベルはどれくらいか?
- 権威性は入れられるのか?
Competitor(競合)とCompany(自社)について、動画でも説明していますので、ご覧ください。
https://drive.google.com/file/d/1pbYjbrH3D0W6toAu4gygw7boVla0ABTF/view?usp=sharing